応募は増えていたのに、面接につながらない。数字を追いかけた先にあったのは、応募者の方の「電話に出られない」でした。
最初にお預かりしたのは、2年近く分の応募のデータでした。
応募の数は大きく増えていました。なのに、面接まで進む割合は下がっている。一件ずつ見ていくと、連絡がつかない方と、途中で辞退される方を合わせて、4割近くになっていました。
数の問題ではなく、速さの問題
応募をもっと集めれば解決する、という話ではありませんでした。応募が増えたぶん、一人ひとりへの連絡が遅れていた。対応の速さの問題だと読みました。
そこから、応募が届いてからの動きを一緒に組み直すことになりました。ある拠点の採用ページをつくり、応募が届いたら担当の方にすぐ知らせが行く仕組みを整え、広告の運用まで引き受けています。採用ページは、相談から2日で公開しました。
知らない番号からの電話
応募した方に届く自動返信のメールには、こちらからおかけする電話番号を書きました。知らない番号からの電話には出ない、という方は少なくありません。番号が分かっていれば、出てもらえる確率が上がります。
「この時点ではまだ応募が確定したわけではありません」とも書きました。職場見学の候補日は、翌日から2週間以内の平日だけを選べるようにしています。応募した方が、次に何が起きるのかを迷わないように。
うまくいかなかったことも、そのまま
広告の設定を変えて試したことがあります。表示される単価はぐっと下がり、数字の上では良く見えました。ところが、ページを読み込む人が減り、応募はゼロ。すぐに元の設定に戻して、そのまま報告しました。
安く見えることより、応募しそうな方に届いていることの方が大事です。数字の見た目に引っぱられそうになったときほど、応募の画面までちゃんと見るようにしています。
いまは拠点を絞って、次の段階に進んでいます。採用の結果は、これからです。
文・片桐 正嗣株式会社TL 代表取締役
ご支援先が分からないよう、社名と一部の内容を伏せています。
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